今年も『笑ってはいけない』が放送されないことに、ネット上では「さらに視聴率が下落するだろうな」「大晦日に見たいのはそれじゃない」「やっぱりダウンタウンが見たかった」といった声が飛び交っている。ダウンタウンの松本人志がTwitterで「え!笑ってはいけない今年ないの?」と驚いたフリをすると、嘆く声が相次いだ。

「『笑ってはいけない』が放送されない表向きの理由は、コロナ禍で思うような企画ができないから、ということになっています。しかし内情を言えば、2020年にアンジャッシュ渡部建の出演予定といった内部情報が事前に漏洩されたことで、ダウンタウンサイドが大激怒。日本テレビに不信感を持ったことで、局との関係性がこじれていることも大きい」(テレビ関係者)

 そんななか、日本テレビも大きな決断をしたという。制作会社スタッフが耳打ちする。

「日本テレビとしては、なんとしても『笑ってはいけない』を復活させたいのが本音です。視聴率が取れるということだけでなく、Huluでの配信も絶好調、子会社のバップが発売するDVDは億単位の売り上げが見込めますからね。しかし、いつまでもダウンタウンに頼っているわけにもいきませんし、さすがに同じ番組が3年連続休止となれば、“終了”とするしかない。ただ、その場合は『ガキ使』のレギュラー放送もあわせて終了となるのが既定路線。かつては人気番組だった『ガキ使』も今では世帯視聴率は3%台と低迷し、コア視聴率(13~49歳の個人視聴率)もほとんど1%台と厳しい。もはや『笑ってはいけない』シリーズを放送するためだけに“延命”しているような状況ですから、来年も放送されないようなら『ガキ使』終了、ひいては日本テレビの“ダウンタウン離れ”が加速することになりそうです」
https://www.cyzo.com/2022/11/post_329064_entry.html