帽子を触って、こめかみをなでて、投球した。現役でインディアンスに在籍していた1974年には「Me and the Spitter」(私とスピットボール)という自伝を出版している。MLB公式サイトによると、不思議に曲がりを見せる投球を同僚のボブ・ボリン投手は「ハードスライダー」と呼んだが、一方で「(同世代の打者である)ハンク・アーロンや他の選手はそう呼ばないだろう」と話している。ファウルボールが当たったバックネットには、グリースがべったりついた、とも言われている。
引退後には、新聞記者ボブ・スーダイクとの共著で自伝『私とスピットボール』(原題:Me and the Spitter;: An Autobiographical Confession)を出版。「通算300勝を達成した時にはボールに歯磨き粉をつけて投げていた」等と現役時代のスピッターぶりを告白している。また、自身が反則投球に使用したワセリンを販売する会社を経営している。