NPB「黙ってやったのはおかしい!!!!」
いや、パ・リーグは新球場建設で調査を申告する義務無いんやが…

日本野球機構(NPB)・井原敦事務局長はNPBが規定違反を把握したのは「今回の騒ぎになってから」とし、「アグリーメントで試合運営は野球規則に従うと定められているので、球場建設、使用もその範囲であると認識している。そのルールはどの球団も守るものだと考えている」と説明した。

過去にNPBへ事前の設計図などを提示した球団もあったが、「手続き」としては定められておらず、あくまで球団、球場の判断に一任されている。今回、日本ハムからNPBに事前の確認、問い合わせはなかったという。

また、セ、パのアグリーメントが統一されていないという問題もある。セ・リーグでは第2章「球場」第8条に「事前調査」という項目で「球団は、新規の球場または改造した球場で選手権試合を挙行する場合、試合予定日の100日前までに連盟に申請し、連盟は選手権試合を挙行するに相応しいか否かについて、審判員または記録員1名を派遣して調査する。再改造や修理を要する箇所があれば、申請球団を通じて球場に指示する。調査の経費は連盟が負担する」との項目があるが、パリーグには該当する記述はない。

井原事務局長は「連盟を構成する6球団、6球団がそれぞれご納得されてアグリーメントを作り上げられている」と話すにとどまったが、結果として両リーグのアグリーメントの齟齬(そご)が招いた事態ともいえる。
https://www.sanspo.com/article/20221114-K34AM32IONPGDJZVZ5RR7XAO4U/