0001それでも動く名無し
2022/12/04(日) 16:28:51.98ID:5R3oiJkEdスポーツクライミングのイラン女子代表、エルナズ・レカビ選手(33)は今年10月、韓国で開かれたアジア選手権で、ヘッドスカーフをつけずに競技したことが注目された。
そのレカビ選手の家族の家とされる建物が破壊されている動画が、今月に入り拡散されるようになった。動画では、地面にスポーツのメダルが複数、散らばっている。レカビ選手のきょうだいで、自身もトップレベルのアスリートのダヴード氏が、泣いている姿も映っている。
レカビ選手は10月、スカーフなしで出場した試合後、ヒジャブが「勝手に外れてしまった」のだと、インスタグラムで説明。帰国時にもテヘラン空港で国営テレビの取材に、同様の説明をした。
しかし消息筋はBBCペルシャ語に対して、選手が謝罪しなければ家族の財産を没収すると当局が圧力をかけていたのだと話していた。
イランでは女性は頭髪をスカーフで、両手両足をゆるやかな衣服で、それぞれ覆うよう法律で定められている。女性アスリートは国外でイラン代表として競技する際にも、この規則に従わなくてはならないとされている。
しかし、今年9月に首都テヘランでクルド系のマサ・アミニさん(22)が頭髪を覆うスカーフを適切に着けていなかったとして、いわゆる道徳警察に逮捕され、数日後に亡くなったことをきっかけに、各地で反政府抗議が相次いでいる。その中で、女性がヘッドスカーフを外すことは抗議を意味する象徴的な行動のひとつになっている。