ＤｅＮＡ加入の京田陽太「強制送還されたところに戻ってきた」自虐ネタ交え決意表明


　トレードでＤｅＮＡに加入した京田陽太内野手（２８）が５日、横浜市内の球団事務所で入団会見を行った。背番号「９８」に決まった。


　紺色のスーツにネクタイと、ベイスターズカラーで会見に登場した京田は「本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝を述べた。その上で、トレードの一報を聞いた時の心境を問われ、「驚いた反面、うれしい気持ちもありました」と正直な思いを吐露。「今日の会見でベイスターズの一員になりますので、楽しみでいっぱいで」と語った。

　会見の中盤、自虐ネタを交えて決意表明。「元々、横浜スタジアムは好きなんです。相性もよかったですし」と前置きした上で、「自虐ネタになりますけど…強制送還されたところにまた戻ってきた。楽しみな部分でもあります」と笑った。

　京田は今季、５月４日のＤｅＮＡ戦（横浜スタジアム）で四回、守備範囲のゴロを軽率な守りで処理できずに内野安打とすると、直後に先制２ランを浴びた。記録上は「失策」がつかなかったプレーだが、立浪和義監督は直後の攻撃で京田に代打を送って交代。そのまま試合中に帰らせた。「２軍でやりなおして来いと。戦う顔をしていないので外した」と厳しく断じ、翌５日に出場選手登録を抹消されていた。

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