オホーツク管内西興部村の社会福祉法人「にしおこっぺ福祉会」が運営する障害者支援施設「清流の里」で、男性職員6人が、男性入所者を全裸で長時間放置するなどの虐待を行っていたことが5日、分かった。

村は、5~6月にかけて身体的、心理的虐待38件が行われたことを確認したとしている。施設は今月4日、入所者の家族らを対象に説明会を行い、虐待の事実を報告した。

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 村によると、施設で虐待が行われていると6月、村と道に通報があり、障害者総合支援法に基づき、職員への聞き取りや防犯カメラの画像調査を実施。

5月17日~6月22日に、男性職員6人が男性入所者13人に対し、全裸で長時間放置するほか、器から盆にこぼれた食事を食べさせたり、病気により身体を動かしづらくなっているのに無理やり動かしたりするなどの虐待を行っていたことを確認した。道は施設の監査を行っている。

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