0001それでも動く名無し
2022/12/08(木) 12:13:59.02ID:1QRai0gsp◇
加齢による衰えは誰もが避けて通れない。30代後半に差しかかる竜の安打製造機も同じ。目の老化、動体視力の低下…。複数の要因が挙げられる中、大島が今オフに強化対象にしたのは、脳が伝達してから体が動くまでのスピード、いわゆる「反射能力」だった。
「打席でタイミングが遅れることがあった。素早く反応できるトレーニングをしてます」
大島の説明では、目の前に置かれた複数の種類のライトの点滅に応じて、反応する体の部位や動きを変えるというもの。「例えば、赤色のライトが点灯したら右方向に動くといった感じ。遊びに近いけどすごく頭を使う。ふとしたときに素早い動作につながれば」。自宅のトレーニングルームで、ウエートトレーニングと並行して実践している。
2000安打まで残り115本。今季は死球と新型コロナ感染で2度の登録抹消がありながら137安打を放っており、来季中の達成はほぼ確実となっている。大学、社会人をへての達成は、古田敦也、宮本慎也(ともにヤクルト)、和田一浩(西武、中日)に次ぎ4人目。大島の出場数は1681試合で、先の3人のうち最速で達成した古田の1884試合の大幅更新にも期待がかかる。
近づく節目に「早く決めて、すっきりしたい」と言う。一つの目安は前半戦での達成だ。既に発表されている来季の日程で中日の前半戦は86試合。球団最多の186本を放った2014年は82試合で117本。決して不可能な数字ではない。
今季は、台頭した岡林に「1番・中堅」を譲る形となったが「最終的に決めるのは監督ですけど、自分は『1番・中堅』で出られる準備はしていきます」と静かに闘志を燃やした。
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