南米ペルーの世界遺産「ナスカの地上絵」の研究を続けている山形大学は、ナスカ台地とその周辺で、新たな地上絵168点を発見したと発表しました。

 今回新たに見つかったのは、人型や鳥、それにネコ科の動物などの地上絵168点です。
 山形大学の坂井正人 教授の研究チームが、2019年9月から2020年2月に、航空レーザー測量とドローンを活用した現地調査などにより発見しました。
 大きさは、10m以下の小型のものが多く、紀元前100年から紀元300年まで、約400年間に描かれたと考えられています。
 さらに、ナスカの市街地近くにある「アハ地区」に設立した地上絵保護公園の中に、77もの地上絵が集中していることも今回の調査で分かったということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cc1e6ff9197619927c64b25149fa40828c9fd5af