明石家さんまが10日深夜放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演。上沼恵美子とオール巨人が辞退を表明している「M―1グランプリ 2022」審査員問題について持論を述べた。

 リスナーからのメールで「さんまさん自身は『審査はしない』と言われてますが、ほかにM―1審査員の適任者は誰だと思いますか?」との質問が飛んだ時のこと。

 さんまは「適任? 適任者はいないと思いますよ。こういうコンテストで、人生が変わってしまったりもするような点数を付けるとなると」と即答。

 続けて「『あれ全部100点満点でいいなら出るよ』とは言うてるんです。俺が全員に100点を出すというのでよければ『出てもええよ』というのは言うてあるんですけども」と明かし
「それで違いを付けさせたり、人の笑いに口出すほど俺は力はないというのは分かってるから」と〝審査はしない〟発言の真意を説明した。

 さらに今年の「R―1グランプリ」が〝1票差〟でお見送り芸人しんいちの優勝(2位はZAZY)という結果が出たことを引き合いに、「(もし自分が審査員なら)もうどうしていいか分からない。困る」と素直な感想を語った。

 その上で「適任者は、なあ…。名前があるベテランの方がええからね。誰になんのやろ? みんな気を使いながらやってるとは思いますけどもね」
「だから力のある人は… もう大ベテランでいいんじゃないですか。キャリアあればある方がいいと思いますよ」と私見を述べた。

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