0001それでも動く名無し
2022/12/12(月) 17:39:17.82ID:nSLGqooHr1212https://news.yahoo.co.jp/articles/555faf2088b899cb195145b85f1b87dcd82d112c
北大西洋条約機構(NATO)加盟を申請しているスウェーデン、フィンランド両国と、加盟国であるトルコの協議が難航している。トルコがNATO加盟を認める条件として、トルコ政府と対立する非合法組織「クルド労働者党」(PKK)の関係者ら数十人の送還を求めているからだ。トルコのエルドアン政権は交渉に妥協しない姿勢を示し、国内での支持率向上を狙っている。
「トルコがいつ(NATO加盟を)国会で批准してくれるのか、見えてこない」。フィンランドのハービスト外相は今月8日、ブリンケン米国務長官、スウェーデンのビルストレム外相との会談後、記者会見で厳しい表情を見せた。
ロシアによるウクライナ侵攻を受け、北欧2国は5月、安全保障強化のためにNATOへの加盟を申請した。だが、加盟には全加盟国の国会での批准が必要だ。加盟30カ国のうち批准していないのはハンガリーとトルコだが、ハンガリーは来年初めにも批准する見通しで、障害はトルコだけとなっている。
北欧2国は6月下旬、トルコと加盟批准に向けた覚書を交わした。覚書には批准の条件として、2国がトルコへの武器禁輸措置を解除することのほか、トルコが「テロリスト」とみなすPKKやPKKに近いシリアのクルド勢力の関係者らの送還を検討することが記されている。