静岡市にプロ野球の新球団を創設する考えを都内の企業が正式に公表しました。2年後の2024年の参入を目指すとしています。

田辺市長 静岡市役所:
「これは私にとってももう40代の時から、市長になるずっと前からの夢だった」

 田辺市長は2011年、市長に初めて当選した時から、「プロ野球球団の創設」を公約として掲げていました。

田辺市長 静岡市役所:
「ハヤテグループがNPBのファームリーグ拡大構想における来年春の公募に向けて、静岡市をホームとして正式に参加したいという意向を表明されました」

ハヤテグループ ホームページ
「このたびハヤテグループは静岡を本拠地とさせて頂き2024年春のプロ野球参入を目指します」

 都内で金融事業などを手掛ける「ハヤテインベストメント」が13日「静岡市を本拠地に2024年春のプロ野球参入を目指す」とHPで発表しました。

 1軍を持たない2軍球団で清水区にある「清水庵原球場」が本拠地になる想定です。

田辺市長 静岡市役所:
「ハヤテさんからの話を受けて、イースタンリーグということになるんでしょうけれども、この参加が実現できますようにし、清水庵原球場の本拠地化について、今後どんなことが受け皿づくりとしてできるのか、積極的に検討を進めてまいります」

 11月開かれたプロ野球オーナー会議では2024年のシーズン開始を目標に、新たに2つの球団の新規参入を認め、2軍の公式戦を開催する方針などが取りまとめられました。

 新たな球団は、今あるプロ野球球団の本拠地がないことが前提です。

 今後は参入企業の審査が行われ、それを通過すると静岡市にプロ野球新球団構想が現実味を帯びます。