0001それでも動く名無し
2022/12/13(火) 23:32:32.34ID:Oz5cdL8m0投入を上回る量のエネルギーの出力を初めて確認できたとFinantial Timesが報じています。
Fusion energy breakthrough by US scientists boosts clean power hopes | Financial Times
https://www.ft.com/content/4b6f0fab-66ef-4e33-adec-cfc345589dc7
ローレンス・リバモア国立研究所では、水素プラズマを閉じ込めた小さなカプセルにレーザーを照射することで核融合反応を起こす「慣性閉じ込め方式レーザー核融合」の実験を行っています。
この慣性閉じ込め方式は、大出力レーザーを用意する必要があるものの、磁気閉じ込め方式より比較的低温で行えるのがポイント。
2021年には核融合反応から1.37メガジュールの出力を得ることに成功していましたが、この時の出力エネルギーはレーザーによる投入エネルギーの約70%だったそうです。
Financial Timesによると、2022年11月待つから行われていた実験で、約2.1メガジュールのレーザー照射に対して約2.5メガジュールのエネルギーが得られたとのこと。
つまり、投入エネルギーの約120%に当たる出力エネルギーが得られたというわけです。