日本ハムの万波中正外野手(22)が13日、千葉・鎌ケ谷の球団施設で自主トレを行い、12月上旬に単身渡米して「秘密の特訓」を行ったことを明かした。

 場所などの詳細は伏せたが、新型コロナウイルスの感染状況も落ち着いてきたことから「いいタイミングと思った」と球団の許可を得て、4日に出発し、11日に帰国するまで約1週間米国でトレーニングを行った。自身初の海外渡航とあり、出発時は手荷物検査で機内持ち込み不可の荷物を持っていたり、帰国の際も自身の勘違いによる入国手続きのミスで予定していた飛行機に搭乗できずに延泊を強いられるなど「ハプニングの連続でした」と苦笑い。それでも「文化の違いを多少なりとも感じられた。日本のご飯がおいしいなというのが一番の感想。いろいろ食べたけど、日本が一番いいな。マジで飯がうまい。海外の洗礼を浴びました。いろんなことを学んで、初めてのことばかりでいい時間になりました」と笑顔で振り返った。