就任イヤーとなった立浪和義監督は打撃フォームの変更を迫り続けた。
「投手寄りに突っ込んで打つからピッチャーの投げるボールと衝突する。もう若くない年ごろになってきたから、いろいろ変えていってもらわないと困る」。
今季33歳。ベテランとは言えなくとも、明るい未来をイメージする年齢でもない。
指揮官によると、スイングスピードはやや落ちた。衝突しようが、振り遅れようが、力で何とかできる年齢は過ぎたと分析している。

連日のように続いたフォーム変更に、ビシエドはどう向き合ったか。「やろうとしている。難しくてもやらなきゃいけない」。
長年にわたり癖となった形をどう捨て、新たな自分をつくり上げられるかにかかっている。
指揮官は来季、背番号66を「競争の中のひとり」と位置付ける。球団はメジャー・リーグ41本塁打の新助っ人アキーノと契約した。
不動だった四番の座もどうなるか。とにかく結果を残すしかない。
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