北海道新幹線の掘削残土、新処分場検討へ 工期影響も
2022/12/14 00:37
https://www.sankei.com/article/20221214-BN3EOHTC7ZJODLLBNPSRPFN62M/

北海道新幹線の札幌延伸に伴う渡島トンネル掘削工事で、北斗市内で発生したヒ素など重金属を含む残土約32・3万立方メートル分の処分場が新たに必要となったことが13日、北海道北斗市への取材で分かった。当初予定していた処分場で受け入れられる濃度の基準値を超過することが判明したため。

市によると、市内の工区で発生した残土は全て市内の処分場で受け入れる予定だった。現在は市内の仮置き場に搬入している。機構の想定によると、新しい処分場の建設には地権者への説明や環境アセスメントなどで2年以上かかる見通し。汚染濃度が高いため、現在の処分場とは異なる工法が必要となる可能性もある。