現在はキャッチボールの距離も50メートルに伸び、早ければ1月中、遅くても2月のキャンプ中にブルペン入りする予定。「段階を踏んで(強度を)上げて行くところに入っています。回復はもうしています。開幕までとは言い切れないけど、来季中の復活を目指してます」とプランを描いている。

結果的に1年を棒に振ってしまったが、決して無駄ではなかった。「投げ始めてからも、自分のコンディションをいかに維持できるか。そういう勉強を今年1年はできた。患部だけの問題ではなくて、体全体を直す時間に充てられた。ケガ前よりもいい状態になって、復活できるんじゃないかと思います」と前を向く。

「休みは少なくなる。年が変わりますから、新しい気持ちで臨みたいと思います」と年末年始もほぼ無休で100%復活を目指す。 (塚沢健太郎)