千葉県松戸市は19日、市内にある小規模保育事業所「コモレビ・ナーサリー」で、児童の頭をたたくなどの不適切な保育が行われていたことが判明し、行政指導をしたと発表した。

9月22日、退職した保育士が匿名で通報し、10月に市が現地立ち入りの特別指導監査を実施。同法人から「不適切な保育はなかった」と記載された報告書と防犯カメラのデータが提出されたが、市が11月下旬まで検証した結果、職員3人が園児約6人に対し、給食時に頭をたたく、腕を引っ張りおもちゃで頭をたたき頰を指で小突くなどの不適切保育をしていたことが発覚。今月6日に法人は不適切な保育を認めた。7日に市が松戸署に相談し、19日に行政指導をした。

コモレビ・ナーサリーは松戸市東松戸にある社会福祉法人菊光会が運営する保育事業所で職員は9人、入所児童は1歳7人、2歳10人の計17人。市の認可事業を行っている。

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