池で悪臭 住民「眠れない」 鳥インフル埋却地から液体流出か 鹿児島・出水市

出水市の池で悪臭がして鹿児島県が調べたところ、鳥インフルエンザで殺処分したニワトリを埋めた場所から液体が漏れ出したとみられることが分かりました。殺処分にあたった県は対策を検討しています。

「臭いがものすごい。ヘドロみたいな、死骸が腐敗したような。特にひどいですね」

出水市野田町下名にある農業用のため池・長迫池です。池の水は白く濁り、水面には泡のようなものが浮かんでいて、今月10日ごろから悪臭がひどくなったといいます。

出水市では今シーズン、養鶏場での鳥インフルエンザウイルスの確認が相次いでいて、このうち3例目で41万羽が殺処分された際に、この地区でニワトリおよそ700トン、卵およそ100トン、飼料などおよそ130トンが埋められました。

この養鶏場では、県による殺処分が先月27日から今月2日まで行われ、8日に掃除や消毒などの防疫措置も終わりましたが、今月11日に悪臭の情報が県に寄せられたといいます。

https://news.livedoor.com/article/detail/23405633/

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