「奴隷制に責任」オランダ首相、国家として謝罪 旧植民地は不満も
ブリュッセル=玉川透2022年12月20日 5時52分
過去の奴隷貿易でオランダが担った役割について正式に謝罪するルッテ首相=2022年12月19日、ロイター
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 オランダのルッテ首相は19日、19世紀半ばまで3世紀近くにわたり同国が奴隷貿易で果たした役割について、国家を代表して公式に謝罪した。
「奴隷制は人道に対する罪だと明確な言葉で非難する」と述べた。英紙ガーディアンなどが伝えた。

 ハーグで演説したルッテ氏は
「オランダ国家は、奴隷にされた人々やその子孫の計り知れない苦しみに責任を負っている。政府を代表して国家の過去の行為を謝罪する」
と語った。
https://www.asahi.com/articles/ASQDN1QHXQDMUHBI04L.html