巨人がメッツのヨアン・ロペス投手(29)と契約したと21日、全米野球記者協会メンバーのフランシス・ロメロ氏が自身のツイッターに投稿した。

 同氏は「キューバ人右腕のヨアン・ロペスがNPBの読売ジャイアンツとサインした」とツイート。契約内容は年俸110万ドル(約1億4400万円)の単年契約で、40万ドル(約5250万円)の出来高が付帯した条件だという。巨人はメッツに60万ドル(約7800万円)の譲渡金を支払うとも書かれている。

 ロペスはキューバ出身の右腕で、190センチ、94キロの堂々たる体格から最速160キロの快速球を誇り、決め球のスライダーを合わせてこの2球種が投球の90%以上を占める。時折、チェンジアップを織り交ぜる救援右腕だ。15年1月にダイヤモンドバックスと契約。18年にメジャーデビューを果たし、19年には全て救援で70試合に登板し、2勝7敗1セーブ、防御率3・41とブレイクを果たした。

 今季は開幕直前にメッツと契約し、メジャーでは8試合で1勝0敗、防御率5・73の成績だった。メジャー通算成績は、全てリリーフで121試合に登板し、3勝8敗1セー