0001それでも動く名無し
2022/12/21(水) 18:06:25.54ID:O+T/KEZ2d中日は、阿部寿樹と京田陽太のレギュラー内野手2人を放出するなど、このオフは積極的なトレードを断行したが、ここへ来てさらなる動きを見せる可能性が高くなっている。12月20日、地元局のテレビ番組に出演した立浪和義監督が「内野手はレギュラーとして戦える選手が(足りていない)ね。倉本はどうなのかな、他の所は(声掛けて)ない?」と発言し、今年DeNAベイスターズを戦力外となった倉本寿彦選手(31)獲得を示唆したのだ。
今年のトレード戦線では中日はかなり頻繁な動きを見せており、特に内野手はレギュラー、2番手級選手を4名も放出している。日本ハムもまた、早いうちからあらゆる動きを見せていたが、トレードでの話題席巻には乗り遅れた印象は否めない。
また、立浪監督の“発言”も編成に好影響を与えていない部分があるのではないだろうか。他球団の編成担当者は、以下のように話してくれた。
「ドラフトの時も立浪監督のコメントが多く取り上げられ、実際に、視察にも訪れていましたが、スカウトや編成からするとやりづらい部分もあったのではないでしょうか。今回の(レギュラー級の)内野手が欲しいという発言も、倉本選手に中日はそれだけ内野手が苦しいんだという印象を与えることになり、交渉が不利になることも考えられます。『餅は餅屋』じゃないですけど、戦力補強に対して、裏側で要望は出したとしても、それをメディアの前で発表するメリットは少ないと思いますね。それだけ、立浪監督が編成に対して、不満がある表れかもしれませんが……」
これは監督就任前の話だが、昨年のドラフトについても、大学生の外野手を3人指名したことは想定外だったと話しており、そのこともあってか、このオフは編成に対する発言が多くなっている。
それだけ、立浪監督の発言力が強くなっている証拠とも言えるが、今回の倉本選手獲得については、なかなか一筋縄ではいかない可能性が高そうだ。倉本選手に関しては阪神及びロッテが興味を示しているとの報道もある。阿部と京田の放出についても、いまだに否定的な声が多いが、倉本選手を獲得するために、高い年俸を提示すれば、立浪監督への風当たりが強くなるだろう。ここからキャンプイン、そして開幕までに果たして、周囲の“雑音”を封じ込めるさらなる補強を行うことができるのだろうか。
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