世間に浸透している「帝京魂」のイメージを、さらに上書きする。

正月番組「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」(テレビ朝日系)内の人気コーナー「リアル野球BAN」などで、帝京OBの石橋貴明(61)や元日本ハム杉谷拳士氏(31)が「帝京魂!」と叫び、言葉の知名度は上昇した。
ただ金田優哉監督(37)は「あんなに良い番組はないしありがたいことだけど、今どきの子は帝京に対してそのイメージしかない。それだけじゃなくて、今の小学生や中学生に『縦縞が甲子園』というイメージもつけたい」と、伝統のユニホームで12年ぶりの聖地を目指している。

同監督は昨秋、50年間監督を務めた前田三夫氏(73)からバトンを受け取った。通算26度の甲子園出場で春1度、夏2度の優勝を誇る同校だが、2011年夏以来、聖地の土を踏めずにいる。
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