米経済誌「フォーブス」がカタールW杯出場国の「ソフトパワーランキング」を発表し、韓国が2位と躍進した。

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 同誌は大会の成績だけでなく音楽やファッション、文化、芸術などの面で影響を与える「ソフトパワー」を独自に評価。「W杯は世界数十億人の人々が見るソフトパワープラットフォームだ。期間中に感嘆や感情を生み出し、希望と連帯感にインスピレーションを与え、フレンドリーなソフトパワーが見られた。これをもとに出場国の順位を決めた」とランク付けを行った。

 1位のフランスに続いて存在感を発揮したのが2位に食い込んだ韓国。同誌は開会式のメインステージをBTSのジョングクが務めたり、国際サッカー連盟(FIFA)の公式スポンサーに現代自動車が名を連ねた点などを踏まえて「インスピレーションを与えるソフトパワーの持ち主だ。韓国のスターたちはずっと価値が上がっている。政府の政策の結果でもあるが、民間における熱烈な愛国心の結果でもある」と高く評した。

 韓国代表チームについても「選手たちのプレーと熱狂的なファンの応援が調和し〝21世紀の大衆文化の大物〟となった韓国の国家的エネルギーを発信した」と称賛した。