0001それでも動く名無し
2022/12/24(土) 12:39:21.13ID:5RNN95GN0EVEナイーブな性格で独特のオーラをまとい、チームメートすら気安く話しかけられないような特別な存在。一方でファッションへのこだわりが強く、今でこそ若者に一般的となった〝韓流スタイル〟を一早く取り入れ、モデル並みのいでたちで球場入りするなど、グラウンド外でも〝異彩〟を放っていた。
マイペースを崩さない金子だが、エースとしてチームの人気のことも考えていた。驚かされたのは2013年オフの契約更改でのこと。4年契約3年目を現状維持の推定年俸5億円でサインした金子が球団事務所を引き揚げる際、記者が〝トンデモ質問〟をぶつけてみた。当時、タレント・ベッキーとロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカルの川谷絵音の〝ゲス不倫騒動〟が世間をにぎわせており、金子が川谷にソックリだとネットで話題となっていた。
おそらく金子の耳にも入っているはず…。記者が機嫌を損ねるのを覚悟で水を向けると、金子は言葉を選びながら丁寧に答えた。「不倫? 僕じゃないので気にしていませんよ。写真によっては似ていると思いました。でも僕じゃないのでね。僕はそんなことしません」と〝否定〟し、続けて「でも、音楽関係のことなんで野球ファン以外の人も見て、僕を知ってもらえる機会にはなると思います」。
嫌がるどころか、これもオリックスの認知度アップにつながるかもしれない。当時は5年連続Bクラス。低迷による人気面を憂い、芸能のゲスな話題も肯定的にとらえていた金子は、身も心もエースだった。(オリックス担当・西山俊彦)
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