神奈川県茅ヶ崎市で男性が男に刺殺された事件で、男が家賃を滞納し、男性の所有するマンションから退去を命じられていたことがわかりました。

この事件は今月20日、大阪府出身の高井靖弘容疑者(50)が茅ヶ崎市の会社員・四方洋行さん(55)を刃物で刺し殺害したとして逮捕されたものです。

その後の捜査関係者への取材で、高井容疑者は四方さんが所有する大阪市内のマンションに住んでいましたが、複数年、家賃を滞納し、今年10月に裁判所が高井容疑者に退去を命じていたことがわかりました。

警察は、高井容疑者が自宅の退去を命じられたことで四方さんへの不満を募らせ犯行に及んだとみて、事件のいきさつを調べています。