海上自衛隊の男性1等海佐が特定秘密保護法で定められた「特定秘密」を外部に漏えいした疑いのある問題で、自衛隊の捜査機関である警務隊が同法違反容疑で捜査していることが24日、政府関係者への取材で分かった。漏えいは海自で要職を歴任した元海将のOBからの依頼が発端になっており、1佐がOBに伝えた内容に特定秘密が含まれていた疑いがあるという。

 防衛省は26日にも1佐らを懲戒処分にする方針。警務隊は1佐の立件を視野に、OBと1佐をつないだとされる別の隊員がどの程度関与したかなど詰めの捜査をしている。

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