あらすじ

女子高の音楽教師・朝倉春生は、芸大教授の父・卓郎の教え子で、バイオリニストの北条啓吾と交際をしていた。ある夜、街で春生は包丁を持った暴漢に襲われるが、通りかかった男・キャバクラ店長の桧山恭司に助けられる。当初は境遇の違いから2人は激しく反発するが、やがてお互いにないものに惹かれ合い、同居を始める。しかし、実は2人が異母兄妹であることが判明する。それでも、2人は自分達の恋を信じ、どれほど傷ついても諦めることなく、その感情とぶつかっていく。