0001それでも動く名無し
2022/12/29(木) 07:14:55.71ID:JIg8E2dEd自分を求めてくれたチームで頑張ろうという前向きな気持ちだった。
しかし……11月18日、砂田毅樹投手はDeNAの球団幹部から京田陽太内野手との交換トレードで中日移籍が決まったことを告げられると、話を聞きながら、涙が頬を伝った。
「申し訳ないなって。それが悔しかったんです」
スーツ姿で涙したのは、担当スカウトだった河原隆一氏(現編成部スカウティングディレクター)への“謝罪”だった。
「僕はドラフト1位とかじゃない。甲子園にも出ていないし有名選手ではなかったけれど、育成で見つけてもらった。プロ野球選手になれたのは河原さんのおかげです。
でも最後までDeNAに必要とされる選手でいられなかった……。すぐに顔が頭に浮かんで」。恩人への思いを抑えることができなかった。
「トレードって、相手球団が欲してくれているけれど、うちにとってはいらなくなった選手ってことかなって僕は思うので。
横浜に獲ってもらって、河原さんのおかげでここにいるし、今の自分があるので、こういう形で離れるのが申し訳なく悔しかった」