厚生労働省は28日、全国的に季節性インフルエンザの流行期に入ったと発表した。

新型コロナウイルスが発生してからは季節性インフルの流行はなかったため、3年ぶりの流行となる。

新型コロナも拡大しており、今後の同時流行の影響が懸念される。厚労省はマスクの着用や手洗いなどの感染対策を呼びかけている。

 全国約5千カ所の定点医療機関から報告された最新の1週間(12月19~25日)の患者数が、1医療機関あたり「1・24人(速報値)」となり、流行開始の目安となる「1人」を超えた。

 国立感染症研究所などによると、例年1千万人がかかるとされ、2019~20年シーズンは推定729万人。

新型コロナがパンデミックになって以降、20~21年シーズンは同1・4万人、21~22年シーズンは同3千人と激減した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bcd90d1720df5b1091ac0a46cb9487d5aaf6447c