引退後の年商はこうして1億円を超えていきました
 おかげさまで、僕の収入は引退後もずっと右肩上がりをキープすることができています。やはり、「どんな仕事でも引き受けてきた」ことが大きかったと思います。

 一流選手の年俸というと、1億円という線引きがありますけれど、僕が1億円プレイヤーになれたのは、現役時代の2007年。引退後もこの金額を目標にやってきたわけですけれど、選手として圧倒的な成績を残したわけじゃなく、プロ野球の中でもマイナーなロッテ出身の僕が、「引退しても1億円!」と公言するなんて、鼻で笑っていた人もいたことでしょう。

 そんな大方の予想を裏切り、僕は21年に1億円を突破しました。

 それまでの年収の変遷ですけれど、引退した翌年の15年はガクンと下がるものなので、まさに「来るもの拒まず」の状態で仕事を受けてましたが、どうにか年収2000万円くらいでした。

 16年は前年に引き続き、来た仕事は原則すべてこなしていたところ、それらに加えてテレビやラジオのレギュラー仕事も入ってきて、収入が上昇気流に乗ってきたんです。