今オフにトレードを連発している日本ハムが、来季の開幕前までにさらなる補強に動く可能性が出てきた。吉村浩チーム統括本部長(58)が「まだあるんじゃない?」と語った。

 最下位からの逆襲へ、今オフはすでに3件のトレードを成立させた。阪神から俊足強打の江越と160キロ右腕の斎藤友、西武から内野手の山田、オリックスから左腕斎藤綱を獲得。FAでも日本一のオリックスから捕手の伏見を加えた。

 吉村本部長は「今年の感じで言うと、キャンプやオープン戦の時期にまだあるんじゃないかな。他の球団の動きを見ている限りは」と明言。次なるトレードの実行を示唆した。

 フロントには新庄監督からの補強リクエストも届いている。例年にはないトレードの嵐で、新球場「エスコンフィールド北海道」での開幕戦を迎える。