0001それでも動く名無し
2022/12/31(土) 08:14:41.69ID:vuF0EP7x0振り返ってみると、年俸額を公表した「人数」に関しては、前年とさほど差がなかったように感じる。以前から公表を控えていた選手は、選手会の主張を用いたりして非公表を希望した一方、躊躇(ちゅうちょ)なく金額を明かす選手もいるなど対応はさまざまだった。
その中で、広島・会沢翼捕手(34)が記者会見の席で「4000万円ダウンです」と金額を明かしたのは意外だった。会沢は日本プロ野球選手会の会長を務めている。つまり会長としては、金額に関する取材に配慮を求める立場にいる。ただし、会沢自身は公表をためらわなかった。その理由は明確だ。
「選手会の(定期大会の)ときにも言ったけど(年俸額の公表は)個人の自由。僕は、公表することもプロ野球選手の仕事の一つだと思っている。だから言わしてもらった。(成績が)ダメだったら(年俸が)下がるけど、良ければ上がる。人それぞれの考え方がある。僕自身は良いことも悪いこともしっかりと受け止めてやっていきたいという考えを持っている」
選手会も年俸額の公表が少年少女に夢を与えることにつながると理解していると言う。野球振興への貢献の仕方は人それぞれ。その上で、年俸額の公表を希望する選手が今後も大きく減ることなく発信し続けていけば、プロ野球はオフシーズンも話題に事欠かないスポーツであり続けられると思う。