昨季5位に低迷したロッテは井口資仁前監督が退任。吉井理人監督が就任し、チームが変わろうとしている。

【選手データ】グレゴリー・ポランコ プロフィール・通算成績

現時点でFAやトレードなどで目立った補強が見られないが、グレゴリー・ポランコとC.C.メルセデスの「元G戦士」2人を獲得した。


スポーツ紙デスクは、両助っ人の活躍に期待を込める。 「ポランコは来日2年目で日本野球に適応するでしょう。外野の守備に不安があったが、指名打者で常時出場すれば30本塁打をクリアできる力は持っている。


メルセデスも能力は高いがスタミナ不足を指摘され、なかなか殻を破れずにいた。環境を変えることは野球人生の良い転機になる。


巨人時代より活躍できる可能性は十分にあると思います」 ポランコはメジャー通算96本塁打、98盗塁と実績十分。巨人ではクリーンアップで期待されたが、打率.240、24本塁打、58打点と確実性に物足りなさを残した。


得点圏打率.188とチャンスで凡退する場面が目立ち、外野の守備範囲も狭かったことから、勝負どころの夏場ではスタメンから外れることが。本塁打はコンスタントに打っていたが、推定年俸2億5000万円と高額だったことから、契約延長を見送られて退団が決まった。