3月に行われるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に参加する韓国代表の最終メンバー30人が4日、韓国野球委員会から発表された。

韓国は日本と同じプールBに入り1次ラウンドで侍ジャパンと対戦する。注目のメンバーは投手15人、捕手2人、内野手8人、外野手5人。投手陣では北京五輪などで日本との対戦経験があり“日本キラー”と呼ばれるキム・グァンヒョン(34)、2019年プレミア12でも代表に選ばれたヤン・ヒョンジョン(34)が選出された。

内野手では今季韓国プロ野球で本塁打王を獲得したパク・ビョンホ(36)、現役メジャーリーガー、パドレスでダルビッシュ有(36)とチームメイトのキム・ハソン、パイレーツのチェ・ジマン(31)、さらに2021年メジャーのゴールドグラブ賞を獲得、母親が韓国生まれというカージナルスのトミー・エドマン(27)が代表入り、基本は二塁手だが遊撃手、三塁手と守れるオールマイティーなプレーヤーとなっている。

外野手ではかつて中日でプレーしていたイ・ジョンボム氏の息子、イ・ジョンフ(24)が選出された。今季終了後にメジャー挑戦も表明しているだけに大会でも注目されている。

韓国代表は3月10日の1次ラウンドの第2戦で侍ジャパンと対戦する。