ヤクルト田口麗斗投手(27)が経営するパーソナルジム「Da Zero(ダ ゼロ)」が4日、東京・桜新町にグランドオープンした。

これまで培った豊富なトレーニングの経験や知識を、より多くの人に広めたいという思いを込めたチャレンジ。昨季45試合に登板し、防御率1・25の安定感でチームのリーグ連覇を支えた左腕は「事業開業は初めてのことだったので。『0から』スタートという意味も込めました」とジムの名前について説明した。
ジムは老若男女を対象とし、田口も信頼を寄せるトレーナーが、目的に合わせたプログラムを作成し、マンツーマンでの指導を実施。管理栄養士による食事面のアドバイスも受けられるという。現在は1店舗のみだが「なんとか広めていきたい」と、多店舗経営も視野に入れている。

今季から選手と経営者の“二刀流”に挑むことになるが、「まずは現役である以上、しっかりと野球に集中した上で。肩書はそうかもしれないですけど、プレーに集中させてくれるスタッフなので、そこの心配はないです」とキッパリ。走り始めた新規事業はスタッフに任せ、まずは「本業」に集中していく。