入浴施設で女性客を盗撮したとして、愛知県警は4日、名古屋市北区大野町の無職、関明範(37)と母親で同所の会社員、関佐登美(63)の両容疑者を県迷惑行為防止条例違反(盗撮)などの疑いで逮捕したと発表した。

 佐登美容疑者は容疑を認め、明範容疑者は「助言や指示はしたが、全てを共謀したわけではない」と一部否認しているという。

 逮捕容疑は共謀し、2022年12月30日午後7時55分~午後8時55分ごろ、名古屋市守山区の入浴施設に侵入し、女湯の浴場と脱衣所で小型カメラを使い、複数の女性客を盗撮したとしている。

 県警守山署によると、盗撮している佐登美容疑者を入浴施設関係者が取り押さえた。佐登美容疑者の供述などから明範容疑者の関与も浮上したという。
https://mainichi.jp/articles/20230104/k00/00m/040/219000c