アメリカ議会で下院議長が決まらない異例の事態が現地時間4日も続いています。さきほど行われた6回目の投票でも決まりませんでした。

アメリカ議会下院では4日、前日に続いて下院議長を選ぶ投票が行われましたが、さきほど行われた通算6回目の投票でも決まりませんでした。

多数派の共和党を率いるマッカーシー院内総務に批判的な保守強硬派の共和党議員20人が造反を続けていて、マッカーシー氏は必要な過半数の票を得られない状況が続いています。

3日に始まった新たな会期では共和党が民主党に10議席というわずかな差で多数派となっていて、共和党指導部が党内をまとめられるかが焦点となっていますが、党内の路線対立が早速、議会の審議に大きな影響を及ぼしています。

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