0001それでも動く名無し
2023/01/05(木) 13:04:20.15ID:4GHXyMTOM声 - 青山吉能[10]
誕生日:2月21日 / 身長:156cm / 血液型:O型[11]
本作の主人公[4]。リードギター・作詞担当。秀華高校1年→2年。ニックネームはリョウが名前から付けた「ぼっち(ちゃん)」[12]。髪型はピンク色のロングヘアーで、向かって右側に水色と黄色の2つの立方体型の髪留めを付けている。服装は常にジャージ[注 6]、家では暗い押し入れでギターばかり弾いている「陰キャラ」少女。対人関係が苦手で初対面の相手とは目を合わせられず、何かあるとすぐにゴミ箱や段ボール箱の中などに隠れようとする(初ライブは段ボール箱の中から演奏した)。場を盛り上げようとしても、スベったりやりすぎたりして失敗することが多い。感情が表に出やすく、切羽詰まった場面では顔面が崩壊する。青春に対してコンプレックスがあり、そういった話が出ると嘔吐、吐血、身体が崩れ去るなどの拒否反応を示す。友達がいなかった反動からか承認欲求が強いところがある。一方で他人のことをよく見ており、誰かが悩みやプレッシャーなどを抱えているといち早く気づいている。自分と逆のタイプである所謂「陽キャラ」および「パリピ」に強い偏見を抱いており、虹夏や喜多らを自分にとってのヒール役に見立てた妄想をすることがある。
先述の性格に加え、運動、勉強など取り柄と言えるものがないというコンプレックスを持っていたところ、中学1年の時に、暗い学生時代から一転してスターとなったバンドマンのインタビューを目にしたことで、父親から借りたギターに没頭する[14]。しかし中学3年間でバンドを組むことはできず[15]、高校に進学して[注 7]1ヶ月が経っても友達を作ることができずにいた[17]。クラスメイトから声をかけてもらえることを期待してギターを学校へ持参した帰り道、ギタリストを探していた虹夏と出会い押し切られるように「結束バンド」の初ライブに参加し、以降バンドの一員として活動する。
毎日6時間の練習を約3年間欠かさず行ってきたため[18]、個人としての演奏技術は非常に高い。一方で人前が苦手な性格であることや、他人と合わせて演奏する経験の不足からバンド演奏では実力を十分に発揮することができず、時折その片鱗を覗かせるに留まっている。「結束バンド」では作詞を担当するが、青春に関連したNGワードを避けるため暗い歌詞になる。レーベルミニアルバム制作時には作曲・編曲にも挑戦したが、編曲のほうはうまくいかずリョウにより遠回しに遠ざけられ[19]、結局ひとりが作曲したものをリョウが編曲することになった[20]。
虹夏と喜多によると(普段の奇行から忘れがちだが)美少女[13]。文化祭のクラスの出し物でメイド服を着させられたときは、皆に似合っていると思われ、リョウには「ビジュアル方面で売り出すのもあり」「(ひとりは)ダイヤの原石」と考えられた[21]。また、タピオカチャレンジ(胸の上にタピオカ飲料のカップを乗せて飲む催し)が可能なほどスタイルが抜群である[22]。喜多によると、顔を上げて表情を整えたらアイドル事務所も狙えるほどのルックスだそうだが、その表情は10秒と持たない[23]。
初期設定では普通の可愛い女の子だったが、担当編集から「もっとガチにしたほうがいい」と指摘を受けて修正していき、現在の設定になった[4]。