東京六大学野球リーグの早大が5日、東京・西東京市東伏見の早大安部球場で今年初の練習を行った。昨秋、最優秀防御率のタイトルに輝いた加藤孝太郎(3年)がプロ志望を明言した。「やるからにはプロ野球を目指してやっていこうと思います。春のリーグ戦が重要になってくるのかと思っています」と決意表明した。

 茨城・つくば市出身。県立進学校・下妻一時代は最速134キロで、3年夏の県16強が最高成績。平均評定4・6と学業にも奮闘し、指定校推薦で早大進学を決めた。「小学生の頃からヤクルトファンで神宮に行く機会が多くて、六大学でやりたいという目標がありました」。