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「パイロットは処刑されて当然。人肉は戦意高揚のために食した」
https://bunshun.jp/articles/-/39587?page=2

「父島人肉事件の封印を解く」によれば、立花中将は全てを否定。殺害にも人肉食にも関与しておらず、何も知らなかったと主張した。態度は最後まで毅然としていたという。
的場少佐は最初は部下がやったことだと主張したが、やがて全てを認め、宴会の様子なども詳しく供述した。

 それに対し、吉井大佐は「全て自分がやらせた」と認めた。
「小笠原兵団の最後」には、疑いをかけられてグアムに連行された海軍父島特別根拠地隊参謀の海軍少佐に漏らした「Y大佐」(吉井大佐)の言葉が載っている。「君は心配ないよ。近くここから出られると思う。森司令官、篠田防備参謀に、罪を背負うのは一人でたくさんだから、全部俺に(罪を)着せるようにと伝えてくれたまえ」。
吉井大佐は法廷でも「無差別爆撃をする米空軍が悪い。パイロットは処刑されて当然。人肉は戦意高揚のために食した。命令は全て自分が出した」と主張して非を認めなかったと秦郁彦「人肉事件の父島から生還したブッシュ」は述べている。

グアム裁判の被告は、遅れて起訴された寺木見習医官らを含めて27人。
うち死刑判決は陸軍が立花中将ら4人、海軍は吉井大佐1人だった。
森中将は終身刑だったが、前任地のオランダ領インドネシア(当時)での裁判で捕虜虐待で死刑に、ほかに終身刑が陸軍4人、有期刑が陸軍10人、海軍5人。無罪は陸軍2人だけだった。