軽乗用車を運転中に女性をはね、逃走したとして、香川県警高松北署は6日、自称アルバイト店員の男(54)(佐賀市)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。被害者のスマートフォンが衝突の弾みで車の屋根に載った状態になり、位置情報をたどれたことが決め手になったという。

発表では、男は5日午後10時半頃、高松市木太町の県道で、横断歩道を歩いて渡っていた近くの専門学校生の女性(18)をはね、左足に軽傷を負わせて逃げた疑い。
女性のスマホがなくなっていたため、現場にいた知人が位置情報を共有するアプリで捜したところ、移動していたことが判明。高松北署員が追跡し、約50分後、高松市内で女性のスマホが屋根に載った軽乗用車を発見した。
運転席にいた男は当初、容疑を否認したが、署員がスマホが載っていることを伝えると、「間違いありません」と認めたという。男は県内の実家に帰省中だった。

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