「Twitterがあと出しでインプレッションまる出しにするなんて驚きました。もちろんバレたでしょうね。フォロワー万超えなのに全然読まれてないって」

 そう苦笑いするのは都内でWEBプロダクション事業を営む50代経営者、中小企業のホームページ作成や修正保守、SEO対策など手掛けているが、
自社でいわゆる「キュレーションサイト」も手掛けている。
そのサイトへの誘引に活用しているのがTwitter、実際には存在しない自称インフルエンサーの女性アカウントや
「イケメン」イラストの男性プロフィール画像のアカウントなどを駆使してきたが、
インプレッション数が見られるようになったのを機に、しばらく一部のアカウントは休止にしたと話す。

 なぜなら、その万を超えるフォロワーの大半は買ったもの、つまり自称どころか自作自演のインフルエンサーだったからだ。

「インプレッション数が数百とか、バレバレで恥ずかしいし、そうなったら意味ないですからね、他のアカウントも対策できるまで様子見です」

 インプレッション数(閲覧数)とはTwitterで自分のツイートが他のユーザーにどれだけ見られたか(タイムラインに表示されたか)の数字である。
これまでTwitterでは自分のツイートのインプレッション数は確認できたが、他のユーザーのインプレッション数はわからなかった。
しかし12月23日ごろから各ユーザーのツイートに表示され始めた。



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