岸田文雄首相は6日夜、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談し、ウクライナ国民の命を守るために越冬支援を全力で進める考えを伝えた。ウクライナ側から招請のあった自身のウクライナ訪問については現時点で決まっていないとした上で「諸般の状況を踏まえ検討していきたい」と官邸で記者団に語った。

 首相は会談で、先進7カ国(G7)議長国として積極的に役割を果たすと強調した上で、ロシアによる攻撃を強く非難した。ゼレンスキー大統領は日本の支援に謝意を表明し、戦況を説明。両首脳は、協力推進で一致した。

https://jp.reuters.com/article/idJP2023010601001416