刻まれていく時が、退屈な一日に変わる
君は何気なく、時間を無駄に過ごす
故郷の狭い土地をうろついて
道を指し示してくれる何かを待っている

日差しの下で寝そべるのにも飽きて、家の中で雨を見つめている。
君は若く、先はまだ長い、今日を無駄にするゆとりもある。
でもある日気付く、10年の年月が過ぎ
“今がその時だ"と教えてくれる人はおらず、君はスタートの合図を聞き逃したのだ、と