彡(゚)(゚)「今日は…やきうが…」
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「ん…もう朝か」
起き上がろうとして、隣の体にぶつかる。
そうだ、昨日もこいつが来てたんだった。
「気持ちよさそうに寝やがって…」
二回も俺に突かれながらいったんだから、そりゃよく眠れるだろう。
「朝だぞ、起きろ」
ユウダイの体を揺らす。
「ソブ…なに…朝…?」 他愛もない話をしながら朝食をとり、今日の予定を確認する。
「ユウダイ何かあるんだっけ?」
「無いよ、普通にトレーニング」
ああ、車に乗せていけってことだな。
「俺も。すぐ行く?」
「そうやね、お願いします」
ユウダイは最近着替えを俺の家に置いている。
歯ブラシセットは言わずもがなだ。
二人並んで歯を磨き、寝巻きから着替えて出発の準備を整えた。 「ソブさん、ねえ」
玄関で、ユウダイが俺の腕を掴んだ。
「行ってきますのちゅーして」
「な、何でだよ、一緒に行くのに」
「外じゃできないから、ほら」
「やだよ、昨日したし」
「いじわる、ねえ」
仕方なく俺は口づけをした。
昨夜の分を差し引いてあっさりと終わらせたが、ユウダイは満足げだ。
前はヒゲが当たるから嫌ですとか言ってたくせに。
家に来る頻度も増えている。
最近のユウダイはちょっと変というか、変わった感じがする。
積極的?求めがち?… 俺たちの距離が近くなることには嬉しさも、
心配な気持ちも半々くらいだ。
少し卑屈に言えば、
どうせ他の誰にも言えない、性欲を満たすだけの関係。
顔とか、生意気だけど二人になると急に甘えてくるところとか、
耳に心地いい低い声だとか、抜けない京都訛りだとか、
なんだかんだ試合中は熱いところとか、
好きなところはたくさんあるが。
恋とか愛とかあまり重く考えようとは思っていなかった。 到着して、いつものロッカールームに入る。
二人で来ていることも周りにはあまり見せていないので、
ユウダイは一人でそそくさと行ってしまった。
遅れて一人で着替えていると、
隣のヤナギに話しかけられる。
「おはようございます、ソブさん、あっ…」
「おはよ。ん?どうした?」
「昨日もっすか、なんか…元気っすね」
嫌な予感をして鏡に自分の身体を写す。
「あ、あいつ…」
首の後ろと背中の間に、誰が見てもわかるような跡が残されていた。 当の本人は既に集中モードに入っているだろうから、
叱りにいく気にもならない。
もちろん周りに人がいる中じゃできもしないことなのだが。
「ソブさん、全然隠せてないっすから、あんまり気にしなくていいっすよ」
ヤナギがそう言う。
「別に馬鹿にしたりなんかしないっす。バレバレなのに二人とも頑張ってるのは笑えますけど」
「じゃあ…相手もわかってんのか」
「当たり前じゃないっすか。二人でいなくなった次の日、ほとんど同じくらいに来るし」
「はあ…まじか…」
誰にも言えない関係、なんて思っていた自分がバカバカしくなる。 あまり考えすぎないようにしながらトレーニングを終え、帰りの支度をする。
「ソブさん、飯行きましょう」
俺が一人になったところを見計らいユウダイが話しかけてくる。
「お前まさか今日も…」
「だめっすか?」
「最近、どうしたんだよ」
疑問がつい口から出てしまった。
「前は週一くらいだっただろ」
思っていたことが溢れ出す。
「服も前は毎回持ってきてたのに」
俺はユウダイに何を言わせようとしているんだろう。
「それに、もう他のやつらにもバレてるんだよ」
やりたくなったらやる、そんな都合のいい関係が
何か別のものに変わろうとしていることを、自分で認めるのが怖いのだ。
「ユウダイ、俺、どうしたらいいのか分かんねえよ」 「ソブさん…やっぱ、いじわるっすね」
ユウダイがニヤニヤしながら言う。
「俺がソブさんと付き合いたいって、分かってるくせに」
「でも…俺たち…」
「ソブさんは俺のこと好きじゃないんすか?性処理だけっすか?」
「そんなことない、俺もお前のことは…好き」
「じゃあ、お互い好きなら、もうしょうがないやん」
ユウダイが俺に抱きついてくる。
「ソブ、素直になれよ」
生意気な言葉を俺の耳元で囁く。
こんな告白があってたまるか。
俺は抱きつくユウダイを押し離し、目を合わせて言う。
「後悔すんなよ。付き合うなら…絶対離さないから」
「…うん」
頷いたユウダイに、俺は深くキスをした。 ~♪
https://www.youtube.com/watch?v=pB4Bl5kDWck
ねえ二人でこのまま
ずっと重力に逆らって
このあと何が起きたっていいだろう
よくあるスニーカーと
燻っている黒のスウェット
似たような格好 そっと夜の散歩
きっとバレやしないよ
そうさまるでエイリアンか
プレデター?トラベラー?
だらだら話しながら行こうよ いちいち溜飲を下げて立ってたって
キリがないし
いまいち何かありそうな日々
でも続いている危機
分かったようなフリをするだけのリリック
それよりも二人
これからは同じ夢を見ようぜ
ミューズ
手を繋いで眠ろうか
見つめ合って許し合うの
時間だけよ ただ過ぎてゆけ
デッドストックの恋人
昔の車の助手席で聞いた
夢の続きを教えてよね
誰かをなじっても気分は晴れない
僕らデッドストックの恋人
~PEOPLE 1『Deadstock feat. きのぽっぽ』 「……あっ」
ヤナギのロッカーにまだ荷物が入っていることに気付き、キスを中断する。
「あ、終わりました?」
後ろからヤナギの声がした。
ユウダイは無責任にクスクス笑っている。
これからいろいろ大変そうだ。
END
※全てフィクションであり実在の人物や団体には一切関係がありません。
また登場人物は全員未婚の設定です。 お前の文章結構好きなんやけど何を目的で書いてるん? >>14
ワイのオナニー
あとみんなが選手をそういう目で見るようになったら平和になるかなと >>17
マン毛連呼ほんま草
あれ見て着想しました 今日の1時から若手選手がワキ見せながらイチャイチャする番組流れるからみんな見るんやで ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています