今月1月4日、イギリス・マスクベルク州住民投票により「公務員損害責任法」が可決された。
これにより州警察1万6,857人内80%が辞職、残りの警察官も業務を遂行できないとして緊急連絡センターを閉鎖、実質警察機関停止としている。
また、裁判所も判決による被害者または加害者からの損害請求を恐れて1,858件の裁判を無期限延期とした。また賠償請求は政治家にも及ぶため、間違った政策を施行して損害が出た場合は賠償しなくてはいけないため、州議会議員63人のうち62人が辞職、残り1人も病気を理由に休職している。
これにより州の犯罪率が増加、殺人犯罪、強盗犯罪は前年比600%増加となった他、国営水道局や国営電力公社も万が一の給水ストップ、停電による住民からの損害を恐れて事実上の閉鎖としたため、町の人は川の水を汲むなどの急務に追われている。事実上のインフラが崩壊したとして州臨時特別緊急非常事態宣言委員会は、無期限の非常事態宣言を発令した後、公務員組織である当該団体は解散した。
https://www.bbc.com/news/uk-politics-64202855