ブッダ「もし人間が落ち葉を焚き火に使わず、果実に甘味を感じぬ生き物であったなら、おそらく我々は"木"に意味を見いだしていなかっただろう。そのとき、木はただの"木屑"の集まりとしか見なされない。人間の視点を捨て、ものを突き詰めて見れば、木も、木屑も、どちらも同じ塵の集まりにすぎぬ」

ブッダ「弟子よ、足元に転がっている石を見なさい。それらはどれも全て形も大きさも異なっている。しかし我々はそれらを全て区別して別の名で呼ぶだろうか? 我々はそれをしない。なぜならそれらを区別することが、人間にとって意味を持たないからだ」