藤井聡太王将（20）＝竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠＝に羽生善治九段（52）が挑戦する第72期ALSOK杯王将戦（スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催）第1局2日目が行われている9日12時30分、対局者が昼食休憩に入った。

　藤井は「しあわせの青い玉子のオムライス　掛川牛シチューのソース」（サラダ、スープ付き）、羽生は「うな重」の注文だった。

　藤井が選んだオムライスのシチューは、元々シイタケ入り。キノコが苦手であることを公言している藤井のために、今回は特別にシイタケを抜いたという。前期は渡辺明名人（38）＝棋王との2冠＝が同メニューを注文。今回はさらに掛川牛や自家製塩ベーコンなど地元の具材がより盛り込まれ、パワーアップして提供された。

　羽生が選んだ「うな重」は浜名湖産のうなぎをしよう。ふっくらと柔らかく焼き上げられている。