9日朝、福岡県筑紫市で車にはねられた69歳の女性がその後死亡し、車を運転していた20歳の大学生が現行犯逮捕されました。

警察によりますと9日午前6時40分過ぎ、筑紫野市二日市中央の県道で、春日市の看護助手野道次代さん(69)が普通乗用車にはねられました。

野道さんは意識がない状態で病院に搬送され、約4時間後に死亡が確認されました。

警察は、車を運転していた太宰府市の大学生で20歳の米田乙哉容疑者を過失運転致傷の現行犯で逮捕しました。

調べに対して米田容疑者は「前を歩いている人に気付くのが遅れました」などと供述していて、警察は米田容疑者の前方不注意が事故の原因とみて調べを進めています。