2022年の大晦日、都内の書店で岸田文雄首相は、正月休暇に読む書籍を150冊購入した。

なかでも注目を集めたのが、大牟田の文豪・猿渡哲也の『タフ』シリーズ(集英社)全107巻だ。


「じつは首相は、休暇中に『高校鉄拳伝タフ』を読み切れませんでした。『これは無理だな』とすぐに諦め、くだんの長男に『これを読め…鬼龍のように…』と託したそうです」(官邸関係者)